20100520籠から作るアレンジメント
- 2010.06.04 Friday
- 14:00
花材は、鉄線(クレマチス)、紫陽花、二ゲラ、利休草。
この日はなんと、籠も自分で作りました。
籠の材料は赤蔓。
乾燥したままだと折れてしまうので、水につけてしなやかにします。
籠を作っているところ
まず最初に4本の蔓を交差させます。
そうすると8本の線が放射状に伸びるかたちになるわけですが
それを一箇所だけ2本にして7本の放射線にします。
そこに他の蔓を上下、上下、と交互にくぐらせながら中心からぐるぐるっと絡ませていきます。
1本終わったら次の蔓…を繰り返して
途中から、ぐっと上に上げながら巻いて深さを作ります。
放射状に伸ばした蔓が取っ手にもなります。
細めの蔓をぐるぐると絡ませながら仕上げ。
オアシスは適当な大きさに切って、
上部1センチくらいを残して下の部分をセロファンで包み
ワイヤーで籠の左隅に留めます。
昔の人って、こんなふうに道具を作っていたんだなーと、楽しく制作しました。
アレンジは、鉄線(クレマチス)を取っ手に絡ませて、和の感じに仕立てました。
今までのレッスンのときには、作品のお持ち帰り用に紙袋を持参していたのですが
最近は風呂敷持参です。
どんな大きさの作品にも対応できますし
かさばらなくて、我ながらグーなアイディア!