20160309 写景盛花自然本意 山桜、羊歯、ぜんまい

  • 2016.03.23 Wednesday
  • 16:12



山桜は花よりも枝ぶり重視で骨格を作っていく。
開花があれば手前の低いところに使う。
骨格を作ったら羊歯で下草つくり。
羊歯は三層にする。
一層目はまんべんなく水平に花留めが隠れるように置いていくが、左の陸(おか)と右の水の境目の線が真っ直ぐにならないように、陸(おか)が平仮名の「く」の字になるように意識をすることで水が美しく見える。
二層目は三本くらい。奥と真ん中と手前。
この二層目の羊歯は、陸(おか)の起伏を表現するが、山桜の根が土を盛り上げるようなイメージ。
三層目は一本、主枝の右側に挿す。
左から右に吹く風に揺れているところを再現しているので、左から右に葉を流すように。





一層目、二層目は水平に挿すのだけれど、三層目の羊歯は風に煽られサラサラと揺れているところなので、少し斜めになる。

ぜんまいは、高低差と前後差をつけて二本入れる。


JUGEMテーマ:趣味

20150617 夏の三種挿し 夏櫨、桔梗、姫百合

  • 2015.07.01 Wednesday
  • 17:26


写景の近景描写。
山間の風景を表現する。
近景=すぐ足元の風致景観。水辺を意識する。
下草は夏櫨。

主枝と副枝は姫百合。主枝の背景と副枝の受けに夏櫨。
客枝は桔梗。受けに夏櫨。
背景や受けに使った夏櫨にも、さらにそれぞれ足元に短い受けの下草を入れる。

ノート



JUGEMテーマ:趣味

20130904写景盛花自然本位

  • 2013.09.04 Wednesday
  • 21:20



2週続けてお稽古したので、写真ふたつ。
研究会のお稽古です。

花材:野バラ、唐胡麻、小菊

花留めは、大角を2つ左側に「く」の字に。

野バラは、(屬蟷沺↓右に流れるような長めの枝(水盤の縁のカーブに沿うような)、左奥に副枝的な枝を入れる。あとは´↓の、それぞれ付き枝のように。

唐胡麻は、その特徴の赤い茎と実を見せる。
今回は、主と副のあいだに高く、と、△鳳茲辰突佞鯢に翻しているイメージのもので。それ以外は、出来るだけ大きさ、色が違う葉を3層くらいにして挿れる。
荒れた雰囲気を出すのに、下の写真は、奥の方の一枚は裏返して水に半分浸っています。
朽ちそうな葉のイメージで。

小菊は蕾をどんどん間引く。
蕾が野バラの実と見た目がかぶるので、青い固い蕾は、特に間引く。

「主役は、花材ではなくて、風と水と土よ」と、先生。


研究会では、「花材はぜんぶきちんと座っていて、きれいに入っています。きれいすぎて風が吹いていない」と、寸評いただきました。
唐胡麻の葉を少し翻すとか、裏を見せるとか、動きが必要ということですね。

20130821写景盛花自然本位 万作、小菊、尾花

  • 2013.08.21 Wednesday
  • 21:10


万作で下草をほぼ完璧に作ってから、他の花材を挿れる。
万作…1主役になる返り枝、2左から右に流れる長めの横枝(どちらかというと右回りにカーブをしている枝)、3左奥に副枝的な枝、1の手前に下枝、2の手前に下枝、1と3のあいだに短めの枝、少し高めにお日様の方を向いた枝。これらがマスト。

今回は二輪菊なので、一本。
水辺の上に花を咲かせない。
花は、あくまでも陸(おか)のものだから。
風になびくとき、花と尾花は、どちらがより傾くだろう?
菊の花は強く、傾いてもまた起きようとする力がある。
など、などと、植物の特性や出自などを思いながらいける。

尾花は、三本のうちの一本は風に逆らって左向き。
尾花の葉を手折るのは、お盆を過ぎたら解禁なんですって。

20120314 早春の写景盛花自然本位

  • 2012.04.17 Tuesday
  • 15:17
水ぬるむ春の景観。
そよそよと春風が吹きぬけていく、昨日までとは確かに違う空気の匂い。

そんな雰囲気が出てるといいな。



JUGEMテーマ:趣味

20111005秋の写景

  • 2011.10.25 Tuesday
  • 12:00



The秋って感じの写景自然。
花材は、尾花、紅葉、竜胆。
下草には紅葉を水すれすれに使います。
きれいに紅葉しているところとまだ青いところが層になるように敷いていきます。

風が右から左に吹きぬけているように見えるかな?

白竜胆は、晩秋の花だそうです。





JUGEMテーマ:趣味

090624写景盛花自然本位

  • 2009.07.20 Monday
  • 00:47
日曜日に研究会で写景を終えての水曜日。
今日は何のお稽古かなー♪と楽しみに行くと
なんと、この日もダメ押しの写景。
やられた。

花材:どうだんつつじ、姫百合、薄



4回連続、写景のお稽古ですが
やっぱりお手直し無しというわけにはいかず。
とほほです。

今回お手直しされたのは、
返り枝の角度。
いちど、必ず器の外に出るように。

もうひとつは、2本の薄が
縦に並ばないように。

小原流いけばなでは
同じ花材が真横や真たてに並んだり
同じ高さや同じ角度、などというのを避けて
アンバランスにしてバランスをとる
というのがすべての型に言えることなのです。

姫百合って、ほんとに可憐。
癒されます。

2009年6月小原流いけばな研究会

  • 2009.07.11 Saturday
  • 12:42
今ごろ6月の研究会の話題ですが。。。

6月の研究会は、夏らしい花材を使った
写景盛花自然本位です。
前回のお稽古で使った薄をまた使います。
好きなんですけど
「好き」イコール「得意」じゃないところが悲しいです...

花材:夏櫨、桔梗、薄

お稽古写真



夏櫨は、夏になるとはぜる(色づく)ことからこの名前がついていますが
小原流の写景には、よく使われる花材です。
自然感があって、色も綺麗で大好き。

桔梗は、水揚げが悪いのでそのまま挿しては
すぐに萎れてしまいます。
切り口を砕いて塩を揉みこむと長持ちします。

2本の桔梗を、これ以上には出来ない!っていうほど
いちばん美しく見える高さと角度で入れましょう、と先生。
どうでしょうか?
私、きれい?(笑)


で、研究会本番です。
研究会の写真



お稽古のときとくらべると
ぜんぜんかたちが違いますね。
まあ、写景は、基本的に自由なのでそれは良いとして...

お点は、まあまあというところ。
ご講評の先生に名指しで言われたので
お陰で寸評要らずでしたが
「薄が高すぎる」とのことでした。
左手前の返り枝の存在感が消えてしまっている、と。

なるほど。

それにしても、他の方たちの作品を拝見すると
ほんっとに人それぞれ。
皆さん、先生の挿しかたを受け継いでいらっしゃるんでしょうね。
私は、この、返り枝を使うやり方しかわからないので
他の方の作品を拝見して写景の奥深さを改めて感じました。
良い経験でした。

090603写景盛花自然本位

  • 2009.07.11 Saturday
  • 12:38
お稽古日記のアップが遅れています。

6月3日のこの回のお稽古は、
来週の研究会に向けてもういちど写景盛花自然本位のお稽古です。
「また透し百合でごめんなさいね。」と先生。
いいんです。
お稽古ですもの。

花材:どうだんつつじ、透し百合、薄(ススキ)



今回のポイントは薄のあしらい方です。
小原流で夏に使う薄は、白い斑(ふ)が入っていて
涼しげで美しい葉です。
これを、風になびくように入れます。

入れるのは最後ですが、他の花材を入れているあいだ
霧吹きで葉全体を霧吹きで濡らして
新聞紙にくるんで足元に寝かせておきます。
(踏まないように^^)
乾燥しやすく、葉先が繊細で痛みやすいので。

2本入れますが、挿しかたの注意点としては
・茎の途中でクリッとねじって葉の方向が一定じゃないようにする。
・高い方の薄はどちらかというと縦方向に入れて他の花材の上に垂れる感じで、低い方の薄は横広がりに前傾。
・高すぎず低すぎず。
・今回の作品は、左から右に風が吹いているようにいけるので、少々右に傾斜。
・長すぎてジャマな葉は、ハサミを入れて短くしてよい。

そんな感じです。

薄、かるかや、ベアグラスなど、
細い葉が入るとほんとに涼しげで雰囲気がでますね。
夏のいけばなの楽しみでもあります。

090520写景盛花自然本位

  • 2009.06.12 Friday
  • 14:30
ヘタくそだけど大好きな写景盛花自然本位のお稽古。
またもやだいぶ前のお稽古を遅れてアップ。



花材:素馨(そけい)、透かし百合、擬宝珠(葉)

写景は、野山の一瞬の風景を切り取ったようにいける手法です。
奥に挿した長い横枝の表情が逆勝手の方が美しかったので
今回は逆勝手でいけました。

水は、野辺の小さな沼や池を表現し
そよそよと風に草木がなびき
土から生命力のある野草が茂っている
そんな風景。

下草を入れているうちに
もさもさとジャングルみたいになっちゃうんですけど
ちゃんと風が通るための「間」が必要。
スカスカでもだめだし、加減がむずかしー。

擬宝珠の葉3枚は、
中高か中低かどちらかで自然に挿す。
ひっくり返したりかたちづくったり
ぴよんと高く入れてみたり...
迷っていたら
先生に「格好つけなくていいから自然に入れて」と。
擬宝珠が野山でどんなふうに生えてるのかなんて知らないもの、私(涙)
けっして都会っ子じゃないんですけど
ふだん、なんと足元の植物に注意を払っていないか。

というわけで検索してみたら
こんなかんじ。

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/index.htmlよりお借りいたしました)

擬宝珠って、シーボルトが日本からヨーロッパに持ち帰って
いまや多品種が栽培され愛されているそうな。

またお手軽にPC検索で確認だなんてね。
だめだなー
でも便利ったら便利。
歩かなくても擬宝珠を見にいかれちゃうんだもの。

次のお休みにカメラ片手にお散歩に行こうかな。
ちゃんと自分の足で歩いて。
お花のきれいな季節だし。

calendar

S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< October 2017 >>

booklog

my pinterest

selected entries

categories

archives

recent comment

recent trackback

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM