20140903 菊三種 色彩様式

  • 2014.09.10 Wednesday
  • 16:42


先週に引き続き、菊三種の様式。
盤に直立型をいけるときの基本のかたちとなります。
先週は中低(なかひく)だった赤菊を、今回は中高(なかだか)にしています。
どちらも正解ですが、赤菊が大輪のときは中低、赤菊が小ぶりのときは中高にするとよいとのこと。
一輪咲きの菊は昔はお墓参りやお仏壇のイメージだったけれど、この様式を見て以来、気品のある美しい花という印象に取って代わりました。
一輪一輪の、この絶妙な空間のとりかた、高い低いのバランスが大事。
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20140827 様式 菊三種

  • 2014.08.28 Thursday
  • 17:05


挿し方に関しては、9/3のお稽古の記事を参考に。
こちらは赤菊が大ぶりなので中低(なかひく)のいけかた。
ゆったりと、それぞれの距離をとり、高さも位置も、けっして並ぶことのないように。
今回の菊は葉が大きく多かったので、たくさん間引きしました。
葉を間引くときには花のすぐ下の葉を取らずに下のほうの葉を取る。
葉の緑は4番目の色として、花の色を美しく引き立てる役目だから。

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20130717 蓮 写景盛花様式本位

  • 2013.07.17 Wednesday
  • 21:11


今回は、花1輪パターンにしました。



まず、水揚げ。巻葉と花も。

主枝は、花。
寸法…主枝の後ろの葉は、葉を出して器の寸法。花は、そこから抜ける高さ。副枝は主枝の2/3。客枝は1/2。

蓮の花は、ツンと上を向かず、少し俯き加減に、拝むように入れる。
巻き葉は、しごいて矯めて、印象的に入れる。花の方を向くように入っていればよい。

蓮の葉の呼び名。
6月は、風葉。7,8月は荷葉、9月は衰葉、10月は、敗葉(はいよう、やれは)。
文人調は、衰葉、敗葉を使う。
蓮田で風が吹くと、バタバタバタと葉と葉がぶつかり合う音がする。
あれが風葉のイメージね。

20130612 写景盛花様式本位 睡蓮、雪柳、太藺

  • 2013.06.12 Wednesday
  • 22:53
 
少しでも開いていてよかった。
睡蓮が硬い蕾だと、ちょっとつまらないもの。

傾斜型で、主材を雪柳でとる、睡蓮の様式。
何度もいけて、だんだん慣れてきました。
葉があまり大きくなかったのでいけやすかった。

景色をいける、写景というかたち。
雪柳は陸(おか)、太藺は湿地、睡蓮が水面、を表現しています。


20120606 睡蓮

  • 2012.06.16 Saturday
  • 14:52

花材:睡蓮、姫蒲

様式...なんでしょうかね?
『様式集成』には載っていないけれど。

姫蒲は、そよ風に揺らいでいるように。

睡蓮は、二輪が出来るだけ端と端に離れるように、花器の淵ギリギリまで寄せる。
巻き葉は花から遠く。
別名ひつじぐさ。
午後2時には閉じてしまうので、こんな名前がついているのだそうです。

お稽古ではまだ蕾でしたけれど、研究会の時には開花をいけることが出来ました。






20120411 桜の一木挿し 写景盛花様式本位 遠景描写

  • 2012.05.17 Thursday
  • 14:13

桜の木の下に都忘れが咲いている自然の姿を描写した盛花です。
一昨年、同じお稽古をしていたはずなのですが、すっかり忘れています。
挿し方は、その一昨年のお稽古の記事にきちんと書いてありました...orz
進歩してないなぁ。

挿しているうちに水がほんのり黄色っぽく染まってきます。
桜は草木染にも使われる素材ですものね。
 

20100721写景盛花様式本位 夏の遠景描写 蓮

  • 2010.09.15 Wednesday
  • 14:39
更新が滞ってまして
いまさらですが7月のお稽古。
初めて触れる花材、蓮です。 



花留めの置き方はこうで、
直立型でいけます。



主枝は、葉と花。
副枝は葉、客枝は葉と花でとります。

主枝の花…器の直径の約2倍。
    葉…花より少し低く、後方に引くように入れます。

副枝…主枝の3分の2

客枝…花は主枝の半分より少し高めくらい。

蓮の花は、すくっと元気にというよりも
謙虚に、少しうつむき加減に謙虚に見えるように入れるのだそうです。

もうひとつのポイントは巻き葉。
必ず巻いているほうが花に向いているように。
それさえ守っていれば、360度ぐるり、どこに来てもよいのでバランスよく。
自然の出生を考えて
開いた葉よりも高くならないように。
きゅっと矯めて少しかたちを作ります。

「様式集成」では葉は7枚ですが、
今回のお稽古は5枚バージョンです。

水揚げはポンプで2人がかり。
びしょびしょになりながらキャッキャッと楽しく水揚げ。

蓮をいけられるなんて夢のようだし
テンションの上がったお稽古でした。




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20020630様式 夏の三種挿し

  • 2010.07.21 Wednesday
  • 17:27
夏の三種挿しは、夏の多種挿しの導入の様式です。
花材:夏櫨(なつはぜ)、姫百合、桔梗



花留めの置き方はこう。



主枝は夏櫨と姫百合
副枝は夏櫨と姫百合
客枝は夏櫨と桔梗
のように、役枝はすべて夏櫨を下草にして花を挿す構成で
かたちは直立型です。

水を見せつつ、花材が水から出ているのではなくきちんと陸(おか)から出ているように
夏櫨を充実させなければなりません。
それもモサモサではなく、風が吹き通るように自然の重なりを見せるようにします。
む、むずかしい…

七月の月例研究会の課題でした。
お稽古段階では頭の中がぐちゃぐちゃだったので
もう一杯分お花を購入して、自宅で自主練して臨みました。
が…
副の花留めと客の花留めの間に水が見えてしまい
客の花留めをちょっと内側にずらしてしまったのが敗因でした。
客枝の出の位置が変わってしまったことによって
「直立型」じゃなくなっちゃったんですね。
ご講評の際に先生が仰っていたことは私のことですね、はーい。。。
副枝は主枝より左から出て、客枝は右隅から出るという基本が崩れてしまっていたようです。

でも自主練してよかったし、研究会にも参加してよかった!

1回では整理できなかったことが
お稽古、自主練、研究会と3回いけて
やっと整理された感じです。
ほんとに「積む」ことは大切。




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20100513花菖蒲様式(5株)

  • 2010.05.26 Wednesday
  • 16:08


5月になると燕子花(カキツバタ)と花菖蒲の様式をお稽古します。
燕子花は葉を見せる、花菖蒲は花を見せるというのが決まりで
燕子花に比べて、花菖蒲は花の輪数が多くなります。

今回は5株。
株数の数え方は、花留めの縦の列の数です。

それぞれのいちばん前にくるのは三枚葉。
あとは二枚葉。
主枝の並びよりも後ろにくるのは表組み。
前にくるのは裏組み。


それ以外にも、みっちりと約束事があります。

ぜんぶ書ききれません。
詳しくは、様式集成をじっくり読みましょう。
私も様式集成で予習をしていきまして、なんとかお稽古に臨むことができました。
読んでいかなかったら、きっと先生のお話を理解することも難しかったかもしれません。

様式集成は、花もあさんで、ネットでも買えるようです。
こちらから。

とっても難しかったけれど、集中して楽しくお稽古できました。

これで復習もすればいい子なんですけど
まだしていません。
しなくちゃ…


*******************

20100528追記

お社中仲間のshoさんが、花型図を描いてくれました。
ご本人にご了解をいただきましたので掲載いたします。

shoちゃん、ありがとー!






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20100324写景盛花様式本位 遠景描写 桜

  • 2010.03.25 Thursday
  • 15:30



4月の研究会が瓶花の予定なので
今日こそは瓶花のお稽古だろうと思って行ったのですが
なんと、またまた様式!
先週は中景描写だったのですが
今日は遠景描写。
遠くの木を眺めるという設定なので
遠景描写の場合、配材は小さく低く。
主材は、1本の木のようにいけます。

3つ穴の七宝を左奥に 「 の形に、二つ穴の七宝を右手前に立てに置きます。
奥の大きな穴には木(ぼく)と呼ばれる太い枝を入れて
主枝、副枝を同寸で入れます。
中間枝は、左後ろに引き枝を一本、木(ぼく)の手前に低く一本、
木(ぼく)の右側から一本。
木(ぼく)以外、計5本が入ります。
 
右横から見たところも美しいものですね。



すべての枝が、木(ぼく)に沿うように入っているので
1本の木のように見えるのです。
きちんと沿わせてゆるゆるにならないようにするのがポイント。

寸法は、木(ぼく)は、花器の直径の半分+日陰の高さ
主枝は先端を出して、花器の直径+花器の高さ
副枝は主枝と同寸。
主枝は下三分の二を木(ぼく)に沿わせます。

まだぜんぶつぼみでしたが、開花があれば
低く挿す中間枝に開花を持ってくると引き締まります。

私が挿した桜は、これから咲くんですね。

大地から切り離されても
まだ生命を宿し、そのエネルギーで花を咲かせるって
植物のパワーってすごいです。
お稽古中、触っていると、
そのヒンヤリとした感触の中に不思議な力を感じます。




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