20160406 ならぶかたち多面性 モルセラ、ガーベラ、デルフィニウム、レザーファン
- 2016.04.13 Wednesday
- 11:35
同じ花型でもそのときの傾向というものがあって、以前はもっと主材をかたむけて各グループを配材でつなげるようにしていたのですが、いまは以前にくらべると、3つのグループが独立している感じでよろしい(ので、主枝の下のレザーファンも小さめでよい)とのこと。
このほうがわたしは好きかな。流れもありながらひとつひとつがちいさなブーケのようで。
主枝と副枝はモルセラで、客枝はガーベラでとりました。
主枝は空間のあるほうに傾斜させ、副枝と客枝が同じ方向を向かないというのがお約束です。
写真はお稽古のときのものですが、研究会ではモルセラの長さ(高さ)に関してこの下稽古のときのわたしの思い込みが災いしました。
多面性というのはテーブル花だけとは限らないので、やはり花材に合わせて考えなければならないわけで、研究会のときのガーベラの花がお稽古のときとくらべると巨大だったので、それらが短くなると蓋をするようになってしまうため少し長めにする。となると、しぜんとモルセラももう少し高くしなければなりません。
「間違ってはいないけれど、花材の特徴が生かされていない」との寸評をいただきました。
それと、レザーファンの挿し方なのですが、前後よりもやはり左右を意識したほうが流れが生まれるというお話もありました。
なるほど。
お社中のお稽古では先生に「花器の縁やかどはできるればあまり見せたくないわね」と言われたので、それとの兼ね合いがむずかしいな。
あと大切なのは、上からみたときに「楕円の中におさめる」ということ。これ意外と忘れがちなのです。
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