20140115 ひらくかたち 多面性 フリージア、グラスペディア、ガーベラ、玉しだ
- 2014.01.21 Tuesday
- 14:49
1月の研究会花です。
主枝と副枝に関しては、「水平に広げたいちばん長い花材とその前後の花材の角度は30度」と習ったのですが、約束事も少しずつ変化するそうで、現在は「30度以内」ということになっているのですって。
「以内」であれば当然変化をつけたほうがよいので、どちらかを30度ぎりぎりまで開き、どちらかは長い花材に寄せるわけですが、その場合には短い花材を開き、長い花材を寄せる、とした方がバランスが良く、上からみたときに規定の楕円の中に納まりやすいです。
水平に広げた芯は、動かさない。
また、芯の前後の2本は、正面から見たときに、芯が中高になるか中低になるかにするべし。
客枝を長く取りすぎると中央がスカスカになるので注意が必要です。
気持ち短めにしました。
中央→前方→後方、の順で、花一輪分ずつ短くしていく。
前方の客枝をデンッとど真ん中に置き、中央の客枝は、花半輪ほど右か左に微妙にずらす。
フリージアは、蕾のつきかたが3本で同じにならないように注意。
フリージアの葉は、他の花材とクロスしないように。
グラスペディアは、4本目と5本目は短く取り、花器からあまり出ないようにし、長さ角度が同じにならないように中央付近に左右に挿します。
今回は花留めを隠してくれるグリーンは玉しだ5枚だけ。ペタンと平べったくならないように上下にも動きをつけて、必要であれば切り落とした部分を三角にカットして入れるなどします。
こちらばかりではなくて、あちら側を向く葉も作ります。
多面性ですから。
研究会のときは、寸評で、この玉しだの入れ方を少し直していただきました。
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